日本代表ニューモデルのコンセプト「日本晴れ」は、後づけではない! 

その綿密なプランニングワークとは?

 

本日、2019年11月6日、日本代表の2020-21年 adidas ホームキットが正式リリースされた。デザインは、リークされた画像とほぼ同一のカモフラージュ柄(迷彩柄)。コンセプトは「日本晴れ(ニッポンバレ)」と発表された。

 デザインやコンセプトは、こちら

 

10/14 リーク時も、本日の正式リリース後も、ネットは荒れに荒れている。

 「毎回ダサすぎて、いい加減アディダスと契約切ってほしいわ」

 「良い悪いじゃなくて代表チームには合わないと思うんですけどね 考えた人のセンス疑います」

 「衝撃のダサさ!デザインしたやつはどこの馬の骨だ。全然強そうにも見えないし、

  今後の日本代表の成績がどうなるか不安だ」

 「最悪なユニホームになりましたね。あくまでも迷彩との表現は避けたのでしょうが誰が見ても………

  代表が着用しないで済む方法はないものだろうか」

 「雲がある時点で日本晴れじゃない」

 「デザインのこととかよく分かりませんが、個人的には真ん中に赤いラインが1本入ってたのが一番印象に残っている

  アレより酷いのはなかなか出ないだろうと思ってたらいい勝負だった」

 「日本晴れは雲一つ無い、曇り一つ無い、という意味がかかってないとダメでしょう

  これを迷彩でなく晴れ模様だというなら、なぜ一色でなく混ぜ混ぜ柄にしたのかと」

 「良いとも悪いとも人それぞれだからだけど、自分なら今までの代表ユニフォームで一番買おうと思わない」

 「恐れていたことが。。平和の祭典に迷彩柄はあり得ません」

 「戦う以前にダサいのは無理。公式発表前に報道に出てしまった内容と変わってないよね。

  変わるのを期待してたのに残念」

 「柄悪いデザイン。このデザインを考えたデザイナーはこれがかっこいいと思っているのだろうか?

  代表選手も心の中では「何これダサッ!着たくない!」と思っているはず」

など、ポジティブなコメントは皆無である。

 

adidas Japan 社が日本代表の独占サプライヤーとなった2001年以降、筆者は毎モデル正式リリースを見届けてきた。2010年 南アフリカW杯「赤いよだれかけモデル」、2012年ロンドン五輪「赤の一本線」モデル、2018年ロシアW杯「山椒魚」モデルも評判は悪かった。しかし今回の荒れ方は、それらすべてを上回る酷さである。

 

結論から言おう。正式リリースの画像を見た感想は

 「思ったより、いい」

 「コンセプトワークは、綿密に行われたもので、決して後づけではない」

というものだ。

 

プロモーション画像に登場しているのは、

 南野選手(ザルツブルク)

 久保選手(マヨルカ)

 三好選手(アントワープ)

 遠藤選手(横浜)

 岩渕選手(INAC神戸)

 小林選手(日テレ・ベレーザ)

さらにプロモーション動画には

 香川選手(サラゴサ)

も登場している。

 

おそらく撮影は10月の代表招集時と思われるが、短い日本滞在期間の間によく撮れたものだ、と感心する。

さらに代表未招集の香川選手はいつ撮ったのか? 背後には日本語のゲート看板が見られ、日本での撮影のようだ。

 

またさらに、長い時間をかけて作られたコンセプトと意識されるのが、アンビグラム作家・野村一晟氏とのコラボレーションによるサインオフである。こういったコラボは、長い準備期間や製作期間がとられたと思われる。

 

筆者は本日のリリース前に「平和の祭典で着用される迷彩柄をどのようなコンセプトで語るのか? 青い空に白い雲、などという「逃げ」は許されない」と書いたが、前言撤回。長い時間を経て準備された「日本晴れ(ニッポンバレ)」というコンセプトワークには敬意を表したい。

 

そして、そのコンセプト通りに、東京の紺碧の空に日の丸が掲げられることを期待したいものだ。